戦後の機械化で農耕をはじめ生活様式全般に大きな変革をもたらしました。そうした中で干拓の歴史を物語る数々の古い農具・民具・漁具等が次々に失われていくことは、まことに惜しいことであり、心寂しく感じておりました。私たち先人の血と汗のしみこんだこの貴い遺産こそ、地方の農耕暮らしのありさまを知るための大切な資料であります。この貴重な資料1,200点を保存して後世に伝えることが私たちの責任であります。また、明治・大正・昭和にかけての主たる蓄音機、ラジオ、時計を多数保存、展示しています。
1983年5月 吉日
大田郷土資料館 館長(当時) 大田 操
資料館に保存されていた蓄音機、ラジオを整理追加し、新たに大田蓄音機博物館として、リニューアルオープンしました。
レコードの保存
ジャズからクラシックまで、特にジャズは貴重なコレクションを多く保存しています。
蓄音機の保存
エジソン蓄音機は1号機であるティンフォイルからアンベローラ、シンフォニーまで、エジソンが蓄音機から後退するまで50年の歴史が揃っています。 米国ビクター、EM-Ginは代表的な機種のほとんどが保存されています。 国産蓄音機については一般的な機種のほとんどを保存しています。
蓄音機の修理(有料:1台20,000円〜)
依頼があれば古い蓄音機の修理を行っています。特別な部品が要る場合は別途部品代を実費見積りの上修理の相談に応じています。
蓄音機修理のついての詳細はこちら
ジュークボックス
昭和の香り豊かなジュークボックスを楽しんで頂けます。AMI、WURLITZERの2台を設置しています。
コンサートホール
大田蓄音機ミュージアム/大田ふるさと資料館
館長 大田 浩右
大田蓄音機博物館/大田ふるさと資料館の2階は、長らく瞑想の部屋として使用されていました。この癒しの空間を一般の方に味わっていただきたく、サムサーラとして公開しました。
詳しくは、こちらのサムサーラのホームページをご覧ください。
館長 大田浩右
副館長 佐藤基晴
代表理事 藤井真輔